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1952年
Senor blues (Horace Silver rare tracks) / Horace Silver (Blue Note 61005)
Horace Silver p Curly Russell b Art Blakey ds
オリジナル・アルバムは、『Horace Silver trio and Art Blakey-Sabu』【Blue Note 1529】です。
実はジャケットが『Six pieces of Silver』【Blue Note 1539】と全く同じなんで、オリジナルLPと間違えて買ったものなんです。(失笑)
たぶん、CDには全部まとめて入っているんだろうなぁ。
「Quicksilver」は、Blakeyの『A night at Berdland』で名演を残しています。こちらはカルテット・バージョンです。
吉岡さんのコメント
おや、と思ったら、間違い購入なのですね(笑)。CDには仰せの通り、両方収録されています。
この頃のシルヴァーはバド・パウエルしています。でも、シルヴァーの方がブルースに近いですね。
1960年
Mingus presents Mingus / Charles Mingus (Candid)
Ted Curson tp Eric Dolphy as,bcl Charles Mingus b Danny Richmond ds
白人中心の社会だった米国で、50年半ばから60年後半にかけてそれを奪い返した社会的背景があります。
それは、たとえば1955年に アラバマ州で、白人に席を譲ることをバスの運転手に強要された黒人女性が、それを拒否して逮捕された事件で、町の黒人達が抗議に立ち上がったし、1956年には、ある黒人女学生が3年間の法廷闘争に打ち勝って、白人だけに門戸を開いていたアラバマ大学に入学できた、等といった変化なのです。
白人の言うことに従順であらねばならなかった黒人一人ひとりが人間の尊厳に目覚め、意識や行動、世界感が大きく変わってきたわけです。
その代表的なアルバムが、『直立猿人』であり、『We insist!』であり、この アルバムであるわけです。
このアルバムの一曲「Original Faubus fables」の意味するところはいろんな文献で述べられていますが、あえて書いてみましょう。
1957年のアーカンソー州のリトル・ロックという町です。Faubus 知事は白人と黒人の分離廃止を劇的にうちだした、ブラウン判決を無視し学校へ州兵を出動させ、登校した黒人学生の入学を実力で阻止しようとしたのです。
結局、流血の奮闘の末、当の9人は登校に成功、追いつめられたFaubus知事は、軍のヘリコプターで脱出しました。
竹田さんのコメント
本格的にJAZZを聞きはじめる前から好きだった、懐かしいアルバム。
“怒れる”ミンガスの声にも、父性的な愛や優しさが感じられた。ドルフィーのサウンドも、第一印象がこの諧謔と諷刺とともにあるものだから、以後も深刻ぶった思い入れをせずに聞くことができた。
吉岡さんのコメント
ミンガスのこれは、私もお薦め出来るミンガスの1枚です。とてもカルテットとは思えない質感のある音です。
で、やはりドルフィーに耳を奪われちゃいます。こりゃしょーがないですな。リーダー作では、いつも崖っぷちに立っているような音を出すドルフィーが、ミンガスと一緒だとなんだか伸び伸びとしているように感じます。竹田さんの書かれた「母性的な愛や優しさ」のなせる業でしょうか。
しかし、最後の曲はなんとも言えないタイトルですねえ(^^; 美人だったのでしょうか?(失笑)←一気に話のレベルを下げる発言
1969年
Basic Basie / Count Basie (MPS)
Geen Go tp Oscar Brashear tp W. Reed tp Sonny Cohn tp M.F.ワンゾ tb Grover Mitchel tb Bill Hughes tb Marshall Royal as,cl Bobby Plater as Eric Dixon ts Eddie "Lockjaw" Davis ts Charlie Fowlkes bs Freddie Green g Count Basie p Eddie Jones b Harold Jones ds
っと、これは一転して、ハッピーなアルバムが登場してしまいました。
このギャップは誰が埋めるんだ!!
吉岡さんのコメント
う〜む、広いギャップだなあ(^^;
「Basic」 って、意外に新しいアルバムなんですね。もっと前かと思ってました。といっても、せいぜい64年ぐらいかと(失笑)。
1981年
Again / The Modern Jazz Quartet (Laser Disc)
Milt Jackson vib John Lewis p Percy Heath b Conny Kay ds
1974年に解散したMJQが再結成し、武道館で収録されたものです。
映像でみると、Milt JacksonとJohn Lewisの緊張感がよく伝わってきます。
吉岡さんのコメント
鳴り物入りで解散したMJQ ですが、なんともあっけなく再結成しちゃったんですよね(苦笑)。中学の時、「ラスト・コンサート」を苦労して買って損した、と思いました(笑)。
それはともかく、ジョン・ルイス、素直に好きとは言えないのですが、やはり好きなんでしょうね。たまに買います。音数が多けりゃいいってもんぢゃない、の見本として、ベイシーとこのルイスなのですが、この二人は対照的です。
ベイシーの場合は、だんだんと削っていった結果のようですが、ルイスの場合、逆に付け足していってもうこれ以上足せない、という限界点です。